jNGP - ジャンプ小説新人賞 / Jump Novel Grand Prix

jNGP'12 HOME '12 Spring 審査中! '12 Summer 募集中! '11 Winter 最終選考結果発表!
jump Novel Grand Prix '11 Winter ジャンプ小説新人賞
最終選考結果発表
小説[フリー部門]該当作なし 小説[テーマ部門]銀賞1本!! イラスト部門該当作なし
総応募数375本! 今回は小説テーマ部門で銀賞1本!!誰も見たことのないエンタメ作品の応募求む!!!
惜しくもあと一歩!最終選考作品はこちら!!
先輩に続け! 過去受賞者の作品をチェック!!
『貧乏神が! 泰庵高校連続殺人事件』
『ヒキコモリパワード メタルジャック!』
『ラッコ11号 番貝編 闘え!平帆水産株式会社 第一宣伝部部長』
『大長編べるぜバブ2 ベルベル☆タイムトラベル 時をかけるベル坊』
小説[フリー部門] 今回のテーマは「ジョーカー」銀賞 楯+賞状+賞金30万円 『ジョーカー』P.N雪代陽 滋賀県
あらすじ
弟・浩介が死んで2年。兄・渉は妹が書いた小説『ジョーカー』を盗み見る。そこには異常な人間であることをひた隠しに生きる妹の告白が描かれていた。そして兄もまた異常な人間であることを隠していると…。気づかれていたことに驚く兄は、妹が弟を殺したのだと確信する。本当は自分が弟を殺したかったのに…。小説の最後まで読み終えたとき、妹が帰宅した。
編集部より
衝撃的な内容の妹の小説に、兄の疑心と嫉妬と興奮が伝わってくる。妹の小説を通して浮き彫りになる兄の絶望、それを嘲笑うかのような妹のネタ晴らしには、作者の美意識のみならず読者を意識した演出で、作者の腕を感じた。どんでん返しのために作られたような内容、救いのない結末には賛否両論だったが、文章力と構成力が受賞の決め手となった。
j-BOOKS編集長総評
■今回も、375本という多くのご応募ありがとうございました。フリー部門では残念ながら入賞作が出ませんでしたが、テーマ部門では「銀賞」受賞作が誕生しました。受賞作『ジョーカー』は、他の候補作から一頭抜けて完成度が高い小説でした。読者を最後まで飽きさせずグイグイ引っ張っていく、作者の構成力の確かさを感じさせてくれる力作です。文章も読みやすく魅力的で、高く評価できます。ただ、エンディングは、鮮やかに決めようとして、いささか強引に落とした印象で、もうひと工夫欲しかったとも思います。また、読後感の悪さはいかんともしがたく、「良質なエンタテインメント」たりえているか、というと疑問を残さざるをえない。こうした弱点が「銀賞」となった理由であり、今後の課題だといえます。ただ、作品全体のテイストをめぐって賛否半ばしましたが、作者の力量と将来性の高さは疑うべくもない、ということで受賞に至りました。おめでとうございます。今後の研鑽に期待します。ともにがんばりましょう。
■テーマ部門の他の候補作も力作ぞろいでしたが、受賞作同様、エンディングにこだわりすぎたあまり着地に失敗している(無理などんでん返し、強引な決着)作品、そこに至る過程の描写が不十分になっている作品ばかりでした。作品全体を見渡しての構成力をもっと磨いてください。
■フリー部門は、それぞれに評価できる良さはあるが、いずれも決め手に欠け、受賞作は出ませんでした。
両部門とも全候補作の選評をj-BOOKSのホームページに掲載します。何が足りなかったかは、そちらでお読みください。今回、将来性は感じさせる作者ばかりでした。次回に期待しています。
■イラスト部門もフリー部門と同じく決め手に欠けました。ただ、応募作のレベルは確実にアップしています。もう一歩、いや半歩で受賞される方ばかりです。こちらも次回以降に大いに期待します。