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レーベル創設から25周年を記念してJUMP j BOOKS小説賞出身の先生方へのインタビュー を掲載!!受賞当時の思い出や、あの名作がどのように生まれたのかなど、普段は聞くことのできない先生方の貴重なお話が満載ですよ♪

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松原真琴
(まつばら・まこと)

著者略歴
第11回ジャンプ小説大賞入選。同賞受賞作『そして龍太はニャーと鳴く』でデビュー。他に『そして彼女は拳を振るう』から続く「彼女シリーズ」(全3巻)や『BLEACH』のノベライズなど著書多数。
第4回 07.24更新 書くものによっては息抜きの仕方も異なる!?

――創作活動をしていく上でどういったことに気を付けていますか? 自分のなかで大切にしていること、小説であれば読者にどのような気持ちになってもらいたいと考えていますか?


 気持ちよく読み終わってほしいと思いながら書いています。フィクションとはいえ、あんまりキャラクターに辛い思いをしてもらいたくないというのがあるので...辛い思いをしても最後はハッピーエンドで終わってもらいたいと考えています。
 あとは、小説を書くときにフィクションの文章を読むと文体が移ってしまうので、執筆の2週間くらい前からは漫画とかゲームとか文章以外からインプットを行うようにしています。でも『BLEACH』のノベライズを書くときは意図的に『十二国記』のようなかっこいい文章が書かれている小説を読みます。そうするとテンションがあがってきて書きやすくなるんです。

――創作活動をしていく上で、資料はどのようにして集めていますか? また、集めた資料はどの程度作品に反映されるのでしょうか?


 もっぱらネットですね。昔は図書館に行って調べていましたが、今はネットの方が断然情報量が多いのと調べやすさが魅力だと思っています。ただ、ひとつのサイトだけを見るのではなく、いくつもサイトを見てそれを加味したうえで、作品に反映させています。
 でも資料って調べた割には本っ当に使わなくて...「知った上で書いている」ということが大事なのは確かなんですけどね。『妖怪びしょ濡れおかっぱ』という作品を書いたときに農作業をするキャラクターがいたので、それについて色々と調べて...資料を見出すと止まらなくなって、ものすごい時間をかけたのに、結局作品でそれが活かされたのは一行にも満たないぐらいでした。あの時間よ...!

――執筆作業をしているなかで原稿に行き詰まることもあるかと思います。そんなときはどのように気分転換をしていますか?


 書き出すと困るということはあまりなくて、一番最初に書きたいシーンを書いて、その前後を埋めていく作業を執筆時はしていくんですけど、詰まることがあるのはプロットのときですかね。そのときは散歩していると考えがなんとなくまとまっていくということがあります。
 オリジナル作品を書く場合は主人公の一人称で書くことが多いので、その主人公の気持ちになって街を散歩します。この光景を見たときあの子だったらこういうふうに感じるだろうな、このお店だったらこれを食べるだろうな、と考えているとエピソードを思いつくことが多いです。
 ノベライズのときはもうとにかく原作を読むしかないです。気分転換も、原作を読む、そのアニメを見る、という感じになります。アニメのオープニング・エンディング集もよく見ています。

――これがなくては仕事にならない!というものはありますか? 普段の執筆環境について教えてください


 飴ですかねー。作品のことを考えていると脳が糖分を使っているせいか、頭がぼーっとしてくるのでずっと食べています。お気に入りはサクマのいちごみるくです。
 文字が打てるパソコンさえあれば執筆はできてしまうので、パソコンを買い換えるごとに作業環境はどんどん変わっています。今はノートパソコンで書いてます。小説を書く上でのこだわりはあまりないです。

画像注:お気に入りの飴(上)と執筆環境(下)

――作家になって良かったことや大変だったことがあれば教えてください


 良かったことは家で仕事ができることです! 休日に混むようなところでも平日に行けるし、雨の日はずっと家にいられるし、出かけないから毎日お風呂に入らなくてもいいし、最高です!
 作家らしい方面での良かったことは、自分の書いたものを喜んでくださる方がこの世界に存在しているという事実にいつも元気をもらえることです。それと、ノベライズで好きなキャラを動かせたということも、良かったどころの騒ぎじゃないくらい最高なことだなと思います。
 大変だったことは、小説を書き出すと何もできなくなるということですね。生活に必要なこと以外は手につかなくなって、脳がめちゃくちゃ疲れるし、部屋も散らかるし、だいたい熱も出ます。

――今後どのような作品に挑戦したいか、また構想中の作品などあれば教えてください。


 これは本当にいつになるかわからない話なんですが、ノベルゲームを作ってみたいと思っています。さっきできるだけハッピーエンドの作品を作りたいと言ったんですが、ゲームならルートを分岐させられるので、最悪なバッドエンドも書いてみたいです。

――これからJUMPjBOOKSの小説賞に投稿される方に応援メッセージをお願いします!


 日記を書くといいと思います。日常で起こったことを文章にするってあんまりないと思うんですよ。今はSNSで身の回りで起こったことを書いている人も多いと思いますが、そういうところから文章力をつけていくというのはありなんじゃないかなと。
 それと、応募作に関しては、流行にあわせたりとかではなく、自分の好きなものを題材にして書くのがいいと思います。本当に好きなもののことって書いていて楽しいし書き進めやすいので、そこから入るのがいいんじゃないでしょうか。

松原先生ありがとうございました!!

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