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レーベル創設から25周年を記念してJUMP j BOOKS小説賞出身の先生方へのインタビュー を掲載!!受賞当時の思い出や、あの名作がどのように生まれたのかなど、普段は聞くことのできない先生方の貴重なお話が満載ですよ♪

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七緒
(ななお)

著者略歴
ジャンプ小説新人賞’12 Spring 小説フリー部門特別賞受賞。
『ぎんぎつね 春夏秋冬』でデビューしたのちに、『約束のネバーランド』のノベライズなどを手がける。
第4回 06.27更新 恋バナを聞くのも立派なお仕事!!

――小説を書く上でどういったことに気を付けていますか? 自分のなかで大切にしていること、読者にどのような気持ちになってもらいたいと考えていますか?


 最初に書いていたころは、何かテーマがあってこれは分かって欲しい、伝えたい! という思いを込めて作品を作っていて、今でもその部分はベースになっていると思います。作品によってテーマ自体はもちろん変わると思いますが、読んだ後に何かが残ってほしいというのはオリジナルもノベライズも共通して目指しているところですね。ただ面白かったでもいいんですけど、私自身が小説を読んで色々と考え方が変わっていった人間なので、そういう何かが残ればいいなと思って書いています。
 たとえば『約束のネバーランド~ノーマンからの手紙~』では読み終わった後に「切ない」、『きょうは会社休みます。』のノベライズ2冊では「恋愛っていいよね」と思ってもらえるように意識して書きました。
 担当編集の方とも作品を考える際には「こうなってもらいたいね」というゴールは絶対に決めて、そこからぶれないように作っていこうと決めています。

――作品を書く上で、資料はどのようにして集めていますか? また、集めた資料はどの程度作品に反映されるのでしょうか?


 基本は図書館や書店で本を探して参考にしています。本当は取材にいくべきでしょうけど、なかなかそこまでは出来ていなくて...後は作品にちなんだ場所に行くということはしていたりしますね。ノベライズだったら似たようなジャンルの小説を読んで文体を研究してみたりということもしたりします。
 集めた資料自体は直接反映されることは少ないですが、知っていないと書けない文章もあったりするので、それは活かせたと考えるようにしています。

――創作をしているなかで原稿に行き詰まることもあるかと思います。そんなときはどのように気分転換をしていますか?


 進まないとなったら一回書くのはやめて、友達と会ったり、買い物にいったりして気分転換するとまた書けるようになったりします。
 ただ、とりあえず一回は全部原稿を書き上げてみるということが多くて、提出するときにここはすごい悩みました、と担当の方に言ってしまうこともあります。せっかく編集者というアドバイスをしてくれる心強い味方がいるので、そこに意見を求めた方がいいのかなと。ただ、何も書かないままで聞くのもどうかと思うので、とりあえず一回は書いてみてから意見を求めます。

――これがなくては仕事にならない! というものはありますか? 普段の執筆環境について教えてください。


 執筆中はコーヒーをひたすら飲んでいます。後は音がある方が落ち着くので、テレビをつけっぱなしにしたり、音楽をかけていることが多いです。
 それと、動物に関係するものが部屋に多くあって、壁にはトラの写真がたくさん貼ってあるので、疲れたときにそれを見て癒されたりしています。トラは小さい頃から好きで、実際に触ってみたくて、そのためにタイに行ったりしたこともあります。

画像注:七緒先生の執筆環境

――小説を書く際に、小説を読むこと以外で役にたったことがあれば教えてください。


 友達、違う職業、違う部活をしてきた人の話などを聞いたりするのがすごく面白くて、それはキャラクターを作るうえですごい役にたちますね。『きょうは会社休みます。』のノベライズのときも、担当編集の方から女友達にとにかく恋バナを聞いてこいとの指令が出まして(笑)。自分だったら絶対にそのときにそんなことはしないけどな、と思うようなことも一般的には普通にあることだったりして、そういうのは聞いていてすごく参考になります。

――作家になって良かったことや大変だったことがあれば教えてください。


 まだまだ自分の中では作家と名乗れるほどではないと思っていて、今もこうやってここでお話をしていることも不思議な感覚なんです。ただ、自分の中で小説家は、本を書いてお金をもらって生計を立てられたら一人前だと思っていて、最近は段々とそこに近づけているんじゃないかという気がしています。
 大変だと思うことは、ノベライズのお仕事だとやっぱり人の作品を扱っているので緊張感がとても大きいところでしょうか。最初に原作の先生に原稿を読んでいただくときは、自分の書いたものが納得していただけるのかどうか、という不安がいつもあります。
 後は、『ぎんぎつね』のノベライズをしていたころはまだがっつり働いていたので、執筆時間の捻出も大変でした。今は他に仕事もしているんですけど、執筆があるときは、そちらを優先できるような仕事についているのでだいぶ楽になりました。

――今後どのような作品に挑戦したいか、また、どんな構想を練っているのかなどがあれば教えてください。


 オリジナル作品も書いていきたいという気持ちがあって、担当編集の方ともどんなのがいいのかずっと話し合っていたんですよ。そしたらあるとき急に「箱根駅伝見ました?」と聞かれて、「見ましたけど」と答えたところ「箱根駅伝の話を書きましょう!」ってなぜか言われまして(笑)。確かに箱根駅伝は好きでテレビで見ることはあっても、私は運動部の経験もないし、大丈夫なのかと困惑してしまったんですが...ただ、調べると結構はまってしまって、今さらですけどこれはすごいエンタメだなと思って、キャラクターの心情部分にせまった青春物とかでも面白そうかな、と色々考えています。

――これからJUMPjBOOKSの小説賞に応募される方に応援メッセージをお願いします!


 作品を応募していたころは完結させないまま放っておいた物がけっこうあったのですが、とりあえず自分で締め切りを決めて、最後まで書ききるクセをつけておいた方が良かったなと今は思っています。
 私の場合は応募作をかなり時間をかけて書いていたからかわかりませんが、受賞はできました。ただ、受賞した後はもっと早いスピードでクオリティのある作品を書く力が必要になってきます。小説賞に応募される方も、受賞することがゴールとは考えていないと思いますので、応募時からそういった力をつけておけばきっと受賞後も活躍できるんじゃないかと思います。

七緒先生ありがとうございました!!

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