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レーベル創設から25周年を記念してJUMP j BOOKS小説賞出身の先生方へのインタビュー を掲載!!受賞当時の思い出や、あの名作がどのように生まれたのかなど、普段は聞くことのできない先生方の貴重なお話が満載ですよ♪

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尾北圭人
(おきた・よしひと)

著者略歴
福岡県在住。
第2回ジャンプホラー小説大賞にて『ザンゲさま』が最終候補に選出。
第3回ジャンプホラー小説大賞にて『自殺幇女』が銀賞受賞となり、同作でデビュー。
第4回 05.02更新 作品作りの秘訣についてお聞きしました!

――作家になってよかったことを聞かせてください。


 基本的に新しい本や映画などを観ることに億劫な人間なので、意識してそういったものを見たり読んだりするようになったことですね。
 創作する以上は様々な作品を読んで勉強するしかないので、一度見た好きな作品ばかりを好んでループするのをやめてできるだけ多くの新しい作品を吸収するように心がけています。そのおかげで、いつか見よう、いつか見ようと先延ばしにしていた映画やドラマを大量に消化できましたし、図書館へ行く回数も増えました。本はなかなか消化できずにまだまだ大量に積んであるのですが、それも一応は減ってきているので。
 作品の見方も面白い、つまらないではなく、設定や展開など良かった点、悪かった点を探す癖がつきましたね。ものの見方が少し広がった気がします。

――作品を書く上でどういったことに気を付けましたか? スケジュール管理のコツや執筆を続ける上でご自身の支えとしていること、原稿に行き詰ったときの気分転換の方法を教えてください。


 今回はホラーなので、やはりちゃんと話の要所要所で怖さを感じられる場面を入れることを心掛けました。同時に、中だるみしないよう常に話が転がるよう意識して書いたと思います。序盤、中盤、終盤とピンポイントで興味を引くようなアクションが起こるようにしていると思います。
 僕は散歩が好きなので、書けない時はよく歩きますね。家の中でも歩き回っていますが、やはり外を散歩するのが一番気分転換になります。歩いてると考えが捗るので、アレコレと考えて、いい案が浮かんだらスマホのメモに書き留めています。

画像注:デビュー作『自殺幇女』では読者を飽きさせない工夫がちりばめられている。

――作品を書く上で、資料はどのようにして集めていますか? また、集めた資料はどの程度作品に反映されるのでしょうか?


 基本的にはインターネットと本になります。ネットで調べたあとに、図書館に行ってそれらしい本を漁ることが多いですね。ただ、それだけだと限界があるので、どうしてももう少し掘りたい場合は、目的の資料が詳しく載っていそうな目当ての本を購入します。
 ただ今のところ、自分がそこまで専門的な内容の話を取り扱っていないので、図書館の本でなんとかなることが多いです。
 資料はほとんどそのまま反映させていると思いますが、一歩踏み込みたいけど情報が足りない時などは自分の想像を混ぜたりもしてますね。特に今回の『自殺幇女』は妖怪や神道のうんちくを語る場面で元になる情報が少なかったので、自分なりにアレンジを加えた覚えがあります。正確な知識ではありませんが、真実味があれば例え間違っていても作品に雰囲気が出てくるかなと思ったので。

――これがなくては仕事にならない!というものはありますか? 普段の執筆環境について教えてください。


 やはりノートパソコンが第一で、あとはコーラと映画ですかね。昔から炭酸飲料が大好きで、特にコーラをしょっちゅう飲んでいるので。ストレス発散代わりのコーラになっている部分はあると思います。すかっとするんですね。
 それと比較的最近の話ですが、ジョジョリオンのクワガタで対決する話はかなりグッときましたね。クワガタを戦わせている裏で行われるスタンド対決、話にギミックがあると僕はすぐ惹き込まれる質なので、あの話は何度も読みなおすくらいお気に入りでした。
 執筆している時は常に映画なりなんなりの映像作品を再生しているので、それがないと集中できません。ただ、観たことのない作品を再生してしまうとそちらにばかり気を取られてまともに書けないので、一度観たことのある自分の好きな作品を再生していることが多いです。最近は『パルプフィクション』、『ロック、ストックアンドトゥー・スモーキング・バレルズ』、『南極料理人』、『12人の優しい日本人』をループしていることが多いです。

――今後どのような作品に挑戦したいか、また構想中の作品などあれば教えてください。


 様々なジャンルに挑戦したいと考えていますが、『タイムリープ あしたはきのう』に続く新しい時間ものをやはり書いてみたいです。
 今は群像劇を考えています。前々から書いてみたかったので、ついでに様々なジャンルを混ぜて試行錯誤しながらプロットを練っています。色々なキャラを動かして、複雑に絡ませていくのは大変ですが、映画を作っているみたいで楽しいです。
 密室での会話劇中心の話も書いてみたいですね。コメディ調で話を進めて、最後のオチでホラーに繋がると面白いのかなと考えたりしていますが難しいです。やはり、一つ今までにないタイプのホラーを書いてみたいです。

――これからJUMPjBOOKSの新人賞に投稿される方に応援メッセージをお願いします!


 恐らくすでに作品を書いている方々もいれば、賞の存在を知って応募してみようかなぁと漠然と考えている方々もいるかと思われます。
 自分の書いた作品が他人に評価されるワケがないと、そう悲観して尻込みをしてしまう方も多いと思います。僕はそうでした。
 小説を書くことに少しでも興味がある人はとにかく書いてみることだと思います。構想がまとまっている必要はないし、特に面白いアイデアがなくても構わないと思います。とにかくまずは書いて、作品を完成させてみてください。文章を書く楽しさに気付くかもしれないし、意外と自分の想像以上に他に類を見ない面白い作品が書けるかもしれません。考える前に手を動かせとはよく言ったもので、某アメコミ映画の社長は「時には歩くよりまずは走れだ」とも言っています。
 誰が自身の作品を評価してくれるか、人生わからないものです。少しでも興味があったり、思いついた話があるのなら、アレコレ悩むよりまずは書いてみるといいかもしれません。学生の方に比べて社会人の方にはしんどい作業になるかもしれませんが、作家を目指すのであれば作品を一つ書き上げる行為自体がいい経験になると思うので絶対無駄にはならないと思います。
頑張ってください。僕も陰ながら応援しています。

尾北先生、ありがとうございました!

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