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レーベル創設から25周年を記念してJUMP j BOOKS小説賞出身の先生方へのインタビュー を掲載!!受賞当時の思い出や、あの名作がどのように生まれたのかなど、普段は聞くことのできない先生方の貴重なお話が満載ですよ♪

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埼田要介
(さいた・ようすけ)

著者略歴
ジャンプ小説新人賞’15 Spring小説フリー部門金賞受賞。同賞受賞作『クリミナルハイスクール』を改題・改稿したのちに『罪人教室』として刊行し、その後、続刊となる『罪人教室-破獄試験-』や『憂国のモリアーティ』のノベライズを手がける。
第4回 11.28更新 書くことは楽しい、それを忘れずに!!

――作品を書く上でどういったことに気を付けていますか? 自分のなかで大切にしていること、読者にどのような気持ちになってもらいたいと考えていますか?


 作品によって書き方も変わってくるし、その都度注意するポイントも変わってくると思うのですが、基本的に登場人物のバランスには気を付けています。誰かが常識知らずな性格だったら、他にきちんと常識的な価値観の人をおくなどして、奇人変人だけにならないようにはしています(特に主人公がまともな人柄であることが多いです)。ただ、常識というのは意外と漠然としているので、突き詰めれば誰もが常識的な部分と非常識な部分を持ち合わせていると思います。なのでいくらぶっ飛んでいるように見えても、実はある事柄に関してはきちんとしているなど、一人のキャラの中でもギャップを作るようにしています。
 それとこれに関してはこっぴどく注意されることも多いのですが、極端な話、僕はキャラが読者に嫌われても構わないと考えています。優先しているのはそのキャラの人柄を正確に書くことで、それに対してどのような感想を抱くかは読者次第だと思うからです。それに周囲の人々が嫌うような言動でも、最後まで貫き通せば逆に魅力的な個性になると思います。

――作品を書く上で、資料はどのようにして集めていますか? また、集めた資料はどの程度作品に反映されるのでしょうか?


 僕の家にはネットが通ってないので、資料の大半は本屋か図書館で集めます。不便に思われるかもしれませんが、僕は本のある空間が好きなので特に苦ではないです。逆にネットを通すとずっと動画などに熱中してしまいそうなので、できるなら控えておきたいです。
 集めた資料に関しては、最初は全体の八割くらいを解説的な用途で作中に書いたりしますが、推敲を重ねていく内に削られ、最終的に作中に書かれるのは三割くらいになります。しかし本文に書かれなくともある程度知識として蓄えておけるので、今後の作品作りに役立てたりすることもあります。

――創作をしているなかで原稿に行き詰まることもあるかと思います。そんなときはどのように気分転換をしていますか?


 正直なところ、僕はまだ原稿に行き詰った経験がありません。僕はかなり遅筆な方なので、書きながらもゆっくり考えているからかもしれません。それでも初稿の段階では非常に修正箇所が多いのですが。遅い上に修正が多いなんて、編集部からすれば大変面倒な小説家だと思います。
 ただ、僕はずっと机に噛り付いていると徐々に思考が固まってきてしまうので、可能であれば一日一時間以上は外出するようにしています。そのまま本屋に寄ってみたり、あてもなくぶらついていたりすると、段々と頭がほぐれてリラックスできます。

――これがなくては仕事にならない! というものはありますか? 普段の執筆環境について教えてください


 基本的に執筆中は全ての雑音をシャットアウトしているのですが、強いて言うなら映画、特に洋画です。丸々一本観る時もあれば、好きなシーンだけ抜粋して観る時もあります。仕事が無い時も週に一本は鑑賞しています。毎日のように映画館に通いつめられれば最高なのですが、最近は金欠が続いているので鑑賞する作品を選ばなくてはならない点が残念です。
 あと僕はかなり暑がりなので、冷房が欠かせません。残暑が厳しい時は秋の終わり頃まで扇風機のお世話になります。クーラーは体に悪そうなので可能な限り使用を控えてますが、どうしてもという時は時間を決めて使います。

――小説を書く際に、小説を読むこと以外で役にたったことがあれば教えてください。


 やはり僕にとっては洋画を沢山観てきたことが役立っているような気がします。特に有名な作品などは、ヒネリの効いた展開や魅力的なキャラクラーも多いので大変勉強になります。
 あと昔からお笑い番組が好きでよく観ていました。トーク番組で芸人さんのボケとツッコミで成される会話はキャラのやり取りの参考にしていますし、コント番組で時折観られる独特な世界観なども無意識の内に影響を受けていると思います。

――今後どのような作品に挑戦したいか、また構想中の作品などあれば教えてください。


 あわよくば「罪人教室」の続編を書きたいのですが、それ以外の作品で言うとこれまでは少し常識外ではっちゃけたキャラクターが多かったので、一度「普通」の範囲に収まる人物たちを書きたいと考えています。ジャンルでいうと青春群像劇です。
 他にもいくつか構想を練っている作品があるのですが、あまり作り込みが過ぎると今度は企画が通らなかった時にショックを受けるので、あくまで簡単な設定だけ考えている段階です。

――これからJUMPjBOOKSの小説賞に応募される方に応援メッセージをお願いします!


 記念受験的な意味合いも含めて、初めて応募されるという方は、自分の思うがままに書いて良いと思います。
 反対に本気で受賞を目指して既に何度か応募しているという方に関しては、作品の内容(どんな世界で、どんな人が、どんなことをするのか)を原稿用紙二行程度で説明できて、それを見た人が魅力的に感じるよう心がけてみると良いかもしれません。それと最初の数ページで審査員の方々に「お?」と思わせるような仕掛けや展開を用意しておくと、ここではより賞を取りやすいのかなと思います。
 それと、他人の意見は鵜呑みにするのではなく、きちんと咀嚼するようにして下さい。その意見を参考にして、どうすべきかを判断するのは自分であり、これまで僕が言ったことも「そんな考え方もあるんだな」くらいに捉えて下さい。
 最後に、書く行為それ自体を楽しんで大切にする、というのを忘れないようにして下さい。成功や失敗だけで物事を考えていくと結果が出ない時非常に辛いです。なので自分の中にあるものを表現する喜びを常に感じ取れるようにしてもらいたいです。

埼田先生、ありがとうございました!!

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