んふっ。我が聖ルドルフ学院は元々生え抜きの低脳な赤澤としきたれものの金田の二人をはじめとする弱小チームだったのを、頭脳明晰なこの僕が全国から精鋭部隊を集め全国でも戦えるチームを作ったのですが、どいつもこいつも僕の言うことを聞かず勝手な行動をしたばかりか、一人はスマッシュを顎に受け「星が見えるだ~ね」などと言いながら気絶する有り様。さらに別の部員は弱点を狙うのは当然の作戦なのに、あろうことか敵に情けをかけ負傷した左目を狙わず真正面からぶつかるだとか言って勝つならともかく負けてしまう体たらく。僕の言う通りに動いていれば勝てたものを、寄せ集め集団が勝手なことをしたせいで都大会敗退というあの日の屈辱を僕は忘れない…!あぁ、忘れてなるものか!
そもそも、全国一位になった青学に対してあれだけ寄せ集めチームが苦しめたのだから、我々聖ルドルフも実質全国一位と言っても良いと思いませんか?
青学に当たらなければきっと我々が全国一位になっていたはずです。
そうは思いませんか?
んふっ、んふふふふふふ。
で、誰でしたっけあなた?
人生相談?この僕に?
良いでしょう、この僕の頭脳を貸して差し上げましょう♪