脱獄の夜。イザベラは残った子供達を膝元に寝かして"ある歌"を口ずさんでいた。そこへ燃え上がるハウスから一枚の紙切れが舞った。燃えかけたその紙片を見て、彼女は自分がママを目指すきっかけとなった少年のことを想い出す。一方、最後のとき、クローネは飼育監となる道を示されたときのことを想い出していた。11歳のクローネが向かったシスター養成学校で待ち受けていたものは、その後の生き様を決定づけるようなハウスより過酷な"生死を懸けた"環境だった。『GFハウス編』でエマたちの前に立ち塞がった"飼育監(ママ)"の知られざる秘話、ノベライズ第2弾で解禁!!